Claudeを使ってると目につく「Projects」というメニュー。これ、知らずにスルーしてる人がけっこう多いんですよね。私もそうでした。最初は「フォルダみたいなもの?」くらいの認識で。
触ってみた感じ、Projectsは「Claudeの使い勝手を一段引き上げる機能」です。特にブログ運営やコード開発みたいに、同じルールを毎回使う作業をしてる人ほど効きます。この記事では2026年時点のProjectsの仕組み・料金・他ツールとの違いを整理します。
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Claude Projectsって、結局なに?
Anthropicが提供するClaude上の機能で、特定のテーマや目的に合わせた「専用の作業スペース」を作れるもの。2024年に導入されて、2026年現在もアップデートが続いてます。
通常のClaudeのチャットは、ウィンドウを閉じると文脈がリセットされます。これに対してProjectsは、プロジェクト単位でカスタム指示(システムプロンプト)や参照ファイルを保持できる。「このトーンで書いて」「この資料を踏まえて答えて」を毎回説明し直す必要がなくなるのが、最大の違いです。
公式サイトによると、Projectsでは最大200Kトークンのコンテキストウィンドウが利用可能。会話の履歴やアップロードしたファイルを継続して参照できます。ブログ執筆、コード開発、業務マニュアル整備など、繰り返し使う作業に強い機能です。
正直、私が一番ありがたいと感じてるのは「毎回ペルソナとルールを貼り付けなくていい」こと。リライトのルールをProjectsに登録しておけば、新しいチャットを開くたびに同じ指示を入れる手間が消えます。これは地味に効きます。
で、肝心の料金の話に入ります。
料金と主な機能(2026年5月時点)
ProjectsはClaudeのPro・Team・Enterpriseプランで利用可能。公式サイトの料金はこんな感じです。
- Proプラン:月20ドル(個人向け)
- Teamプラン:月30ドル/ユーザー(最低5ユーザー)
- Enterpriseプラン:要問い合わせ
無料プランでは使えません。これがちょっと気になるところで、「試してから決めたい」派にはハードルがあります。
主な機能はこのあたり。
- カスタム指示(プロジェクト専用のシステムプロンプト)
- ファイルのアップロードと継続参照(PDF・テキストなど)
- プロジェクト内での複数会話の管理
- Teamプランでのプロジェクト共有
「カスタム指示+ファイル参照」の組み合わせが本領発揮するポイントです。自分の文体ルール・業務マニュアル・スタイルガイドを登録しておくだけで、毎回の会話の質が安定します。
他のAIツールと比べると、ポジションがわかる
「文脈を保持する仕組み」は他のAIツールにも似た機能があります。ChatGPTの「GPTs」やGeminiの「Gems」が代表例。それぞれ似てるようで使い勝手と向き不向きが違うので、横並びで整理します。
| ツール名 | 月額 | 主な機能 | おすすめの人 | 学習難易度 |
|---|---|---|---|---|
| Claude Projects | 20ドル〜(Pro) | カスタム指示・ファイル参照・プロジェクト管理 | 長文作業・繰り返し業務が多い人 | 低め |
| ChatGPT GPTs | 20ドル〜(Plus) | カスタムGPT作成・公開・ツール連携 | GPTを公開・配布したい人 | 中 |
| Gemini Gems | 無料〜2,900円(Advanced) | カスタム指示・Google連携 | Googleサービスをよく使う人 | 低め |
| Notion AI | 10ドル〜(アドオン) | ドキュメント内AI・ページ参照 | Notionで情報管理してる人 | 低め |
Claude Projects
長文のやり取り、参照資料を多用する作業で本領発揮するタイプ。200Kトークンのコンテキストウィンドウは他のツールと比べて広めで、「この長い仕様書を踏まえてコードを修正して」みたいな使い方でも崩れにくいです。文章の品質にこだわりたいライターや、コードベースの大きい開発をするエンジニアに向いてます。
弱点は2つ。まずAPI連携や外部ツールとの接続がChatGPTに比べて限定的なこと。Notion連携やSlack連携みたいな「他のツールと組み合わせて使う」用途には弱いです。あと、作ったプロジェクトを他の人に公開・配布する仕組みがありません。完全に「自分用」のツール。
ChatGPT GPTs
GPTsの独自性は「作ったカスタムAIを他の人に公開・共有できる」こと。「自分だけのアシスタント」じゃなく「チームやコミュニティに配布するAIツール」として使える設計です。
Bing、DALL-E、コードインタープリターなど連携機能が豊富で、何でもできる万能型。ただ自由度が高すぎて、最初は「何から設定すればいいのか」で手が止まることがあります。「単純に自分用の指示を保持したい」だけならClaudeのほうが楽です。
Gemini Gems
GoogleドキュメントやGmailと自然につながるのが最大の強み。Google系のサービスを業務の中心に置いてる人なら、Gemsの距離感が一番近いはずです。
Advancedプランは円建て料金設定があるので、為替を気にせず使えるのもポイント。ただし、カスタム指示の細かさはClaudeやChatGPTに比べるとシンプル寄りです。「ガッツリ指示を書き込んで自分専用に育てる」用途にはちょっと物足りない場面が出ます。
Notion AI
Notionで情報管理してる人向けの選択肢。ドキュメントの中でそのままAIに作業を依頼できるのが強みで、「このページの内容を要約して」「このタスク一覧をメール文に変換して」みたいな用途はスムーズです。
単体のAIチャットツールというより、Notionをすでに使ってる人の「補助機能」という立ち位置。Notionを使ってない人がこれ目当てに入る理由は薄いです。
Claude Projectsが活きる場面
Projectsが特に効くのは「同じルールや資料を何度も参照する作業」です。よくある用途を並べると。
- ブログ・メディア運営:自分の文体・トーンをカスタム指示に登録して、毎回の記事執筆を一貫させる
- コード開発:仕様書やコーディングルールをファイルとして登録して、修正・追加作業の精度を上げる
- 業務マニュアル整備:社内ルールをファイルに保存して、新メンバー向けの案内文や手順書を素早く作る
- 学習・リサーチ:特定テーマの資料を登録して、深掘りの質問を繰り返す
共通してるのは「毎回の会話で説明し直す手間を省く」こと。一度セットアップしてしまえば、テーマに集中した会話ができるので、継続して使うほど効果が積み上がるタイプの機能です。
Teamプランならプロジェクトをメンバーと共有できるので、「このプロジェクトの指示をチーム全員で使う」という運用もできます。表記ゆれの防止やライティング品質の統一に効くケースが多いです。
始める手順
- 1. Proプラン以上でログイン claude.aiにアクセスしてサインイン
- 2. Projectsを新規作成 サイドバーの「Projects」から「New Project」を選択
- 3. カスタム指示を設定 「Project Instructions」に指示を書く(例:「常に敬体で」「この製品の特徴を踏まえて回答」など)
- 4. ファイルをアップロード 参照させたい資料・仕様書・スタイルガイドを追加
- 5. 会話を始める プロジェクト内で新しいチャットを開くと、指示とファイルが自動適用される
カスタム指示は後からいつでも編集できます。使ってるうちに「この表現も指示に入れたほうがよさそう」と気づいたら、その場で追加していくのが結局一番育てやすいやり方です。
よくある質問
Q. 無料プランでProjectsは使えますか?
2026年5月時点の公式サイトによると、ProjectsはPro・Team・Enterpriseプランの機能。無料プランでは使えません。試したい場合はProプラン(月20ドル)に入る必要があります。
Q. アップロードできるファイル形式に制限はありますか?
公式サイトによると、PDF・テキスト・コードファイルなどに対応してます。ただし対応形式や上限サイズは変わる可能性があるので、Anthropic公式ドキュメントで最新を確認してください。
Q. プロジェクト内の会話履歴はずっと保持されますか?
会話は一定期間保持されますが、長期保存の保証については利用規約・ヘルプの確認が確実です。重要なやり取りはテキストで手元に残しておくと安心。
まとめ
- Claude Projectsはカスタム指示+ファイル参照で作業文脈を保持できる機能。繰り返し作業に強い
- ChatGPT GPTsやGemini Gemsと似た位置づけだが、長文・精度重視ならClaudeが選ばれやすい
- Proプラン(月20ドル)から使えるので、ブログ・開発・業務整備など特定テーマで繰り返しAIを使う人には費用対効果が出やすい
個人的には、Claudeを月に何度も使ってる人ならProjectsを使わないのはもったいない、というのが正直なところ。毎回ペルソナや指示を貼り付ける手間がなくなるだけで、ストレスが一段下がります。逆にClaudeをたまにしか使わない人なら、無理にPro契約する必要はないかなと。自分の使用頻度から逆算するのが、一番後悔しない選び方だと思ってます。
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