LoomとTella、どっちにするか。これ、機能を一個ずつ比べる前に、たった一つの質問で半分決まります。「チームで使いますか、それとも一人で使いますか」。ここがはっきりすれば、残りは料金の確認だけ。逆にここを曖昧にしたまま機能表とにらめっこすると、いつまでも決まりません。この記事では2026年時点の情報をもとに、両ツールの違いを判断軸から整理していきます。
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先に結論:分かれ目は「チームか、個人か」
細かい比較に入る前に、いちばん効く判断軸を置いておきます。LoomとTellaは似た見た目のツールですが、向いている方向が逆なんですよね。
- チームで業務共有・管理したい → Loom(ほぼ一択に近い)
- 個人でブランドらしく魅せたい → Tella
正直なところ、この一行で記事の8割は終わっています。なぜそうなるのか、料金と機能を見ながら裏付けていきます。自分がどっち側か、頭の片隅に置きながら読んでみてください。
LoomとTella、そもそも何のツール?
どちらも、画面録画とカメラ映像を組み合わせた「非同期ビデオコミュニケーションツール」です。ざっくり言うと、顔出し+画面録画をさっと撮ってリンクで共有できるツール。Zoomみたいにリアルタイムでつながる必要がなく、撮った動画を相手が好きなタイミングで見られるのがミソです。
Loomは2015年創業、アメリカ発。社内説明や企業間のやり取りで幅広く使われています。公式サイトによると世界で2500万人以上が利用とのことで、このジャンルの現時点でのリーダー的存在です。
一方のTellaは、「見た目の美しさ」に振り切った設計が特徴。背景ぼかし、カメラ映像のレイアウト変更、ブランディングのカスタマイズなど、クリエイターやフリーランサーが「自分らしい動画」を作るための機能が揃っています。
どちらもブラウザ拡張やデスクトップアプリから録画でき、基本操作は似ています。ただ思想がはっきり違うので、合う・合わないが分かれる。そこを次で詰めます。
料金プラン(2026年6月時点)
Loomの料金(公式サイトより)
Loomのプランはこうなっています(2026年6月時点、公式サイト記載)。
- Starter(無料):1人での利用、動画本数に制限あり(25本まで)、録画時間は5分まで
- Business:月額$15/人(年払いの場合)、録画時間無制限、AI機能・分析機能付き
- Business + AI:月額$20/人(年払いの場合)、高度なAI機能が追加
- Enterprise:要問い合わせ
無料プランの「25本・5分まで」は、試すには十分ですが業務で毎日回すには正直きつい。Loomは料金が「人単位」なので、チームで入れる前提の値付けになっているのがわかります。
Tellaの料金(公式サイトより)
- Free:録画時間は1本あたり10分まで、ウォーターマークあり
- Pro:月額$19/月(月払い)または$15/月(年払い)、ウォーターマーク削除・録画無制限・カスタムブランディングなど
Tellaは個人向けのシンプルな料金体系で、Proに入れば主要機能はほぼ全部使えます。注目すべきは、チームプランが存在しないこと。これは欠点というより設計思想で、「Tellaは個人のためのツールです」と料金表が言っているようなものなんですよね。複数人で共同管理したいならLoom、という結論はここからも見えてきます。
機能で比べる:違いの本質
| ツール名 | 月額(目安) | 主な機能 | おすすめの人 | 学習難易度 |
|---|---|---|---|---|
| Loom | 無料〜$20/人 | 画面録画・顔出し・AI要約・視聴分析・チーム管理 | チームでの業務連絡・社内共有 | 低〜中 |
| Tella | 無料〜$19/月 | 画面録画・顔出し・背景カスタマイズ・ブランディング設定・動画ページのデザイン | クリエイター・フリーランサー・見た目重視の発信 | 低 |
Loom:業務効率化のための共有ツール
Loomの強みは、チームでの運用実績と機能の充実度。動画にコメントを残せる機能、誰がどこまで見たかわかる視聴分析、AI自動要約など、ビジネスの現場で使う前提の機能が揃っています。有料プランのAIは、録画から自動でトランスクリプトを作ったり要点を箇条書きにまとめたりと、地味だけど効くやつです。管理画面でメンバーの動画を一元管理できるのも、チーム運用では大きい。
気になるところを挙げるなら、無料プランの制限がやや厳しめなこと。「とりあえず無料でずっと」は想定されていません。本気で使うなら有料、という線引きがはっきりしています。
Tella:印象を大切にする個人向けツール
Tellaは「動画を見せる体験」にこだわったツール。カメラのレイアウトを自由に変えたり、ロゴや色をブランドに合わせたり、動画ページそのものをデザインできます。Loomと並べると、仕上がりの見た目はTellaに分があります。操作もシンプルで、動画ツール初めての人でもすぐ馴染める。
弱点は明確で、チーム機能がないこと。これは正直、複数人で使いたい人にとっては致命的です。あくまで「個人が一人で、きれいに見せる」ためのツール。そこを履き違えなければ、満足度は高いはずです。
一言でいうと
Loomは「業務効率化の共有ツール」、Tellaは「印象重視の個人ツール」。どっちが優れているという話ではなく、立っている場所が違うだけなんですよね。視聴分析やチーム管理が要るならLoom、見た目とブランディングが要るならTella。この軸でだいたい片付きます。
用途別の選び方
Loomを選ぶとよいケース
- 社内の説明・マニュアル動画をチームで管理・共有したい
- 視聴分析(誰がどこまで見たか)が必要なビジネス用途
- 動画の内容をAIで自動要約・テキスト化したい
- Slack・Notion・Jiraなど既存の業務ツールと連携させたい
Tellaを選ぶとよいケース
- クライアントへの提案動画や納品説明を「ブランドらしく」見せたい
- 個人のコンテンツ発信・オンラインコース教材として動画を使いたい
- 動画ページのデザインを自分でカスタマイズしたい
- まず個人で使ってみたい・コストをシンプルに抑えたい
迷ったときの最後の決め手
結局、最初の分岐点に戻ります。「チームで使うかどうか」。複数人で管理するならLoomがほぼ一択。個人でブランディングや見た目を気にするならTellaが有力。
どちらも無料プランがあるので、1〜2週間ずつ試してから決めるのが一番確実です。ちなみにTellaはProプランに30日間の返金保証があると公式サイトに記載されているので、有料でお試しするハードルも低め。迷うくらいなら、両方触ってみるのが早いと思います。
LoomとTellaの始め方
Loomの始め方
- loom.comでアカウント登録(Googleアカウントでもサインアップ可能)
- ブラウザ拡張機能またはデスクトップアプリをインストール
- 録画ボタンを押して、画面・カメラ・音声の設定を選ぶ
- 録画完了後、自動でリンクが生成されるのでそのまま共有
Tellaの始め方
- tella.tvでアカウント登録
- ブラウザ版またはmacOSアプリをインストール(2026年時点でmacとWindowsに対応)
- 録画前にカメラレイアウトや背景設定をカスタマイズ
- 録画後、専用の動画ページURLが発行されるので共有
どちらも最初の録画まで10〜15分ほど。操作で詰まることはまずないと思います。
よくある質問
LoomとTellaは日本語に対応していますか?
両ツールともインターフェースは基本的に英語です。Loomは一部のAI機能で日本語字幕や文字起こしに対応しているケースがありますが、完全な日本語対応ではありません。Tellaも同様に英語メイン。とはいえ操作はシンプルなので、英語が苦手でも慣れれば問題ないという意見をよく見ます。
無料プランだけでも実用的に使えますか?
Loomの無料プランは動画25本・録画5分の制限があり、業務で毎日使うには少し厳しい場面が出ます。Tellaの無料プランは1本10分まで・ウォーターマークありという制限です。試しに説明動画を作るくらいなら無料で十分ですが、継続して使うなら有料プランが現実的かなと思います。
LoomとTellaを併用する意味はありますか?
用途を分ければアリです。チーム向けの業務連絡はLoom、クライアント向けのブランディング動画はTella、という使い分けなら両方の強みが活きます。ただしコストは二重にかかるので、多くの場合はどちらか一方に絞るほうがシンプルだと思います。
まとめ
- Loomはチームでの業務共有・管理・AI機能が強み。複数人で使うなら有力な選択肢
- Tellaは個人利用・ブランディング・見た目の美しさが強み。クリエイターやフリーランサー向き
- 「チームで使うか、個人で魅せるか」が選び方の軸。まずは無料プランで試すのがおすすめ
機能表をどれだけ眺めても、最後に効くのは「チームか、個人か」のひと言なんですよね。そこさえ自分の中で決まれば、LoomとTellaのどちらが相棒になるかは、もう答えが出ているはずです。
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