ニュースレターを始めようとしてBeehiivとSubstackで迷っている方、けっこう多いんじゃないでしょうか。どちらも無料で使えて、どちらも人気があるので、調べれば調べるほど決め手が見えにくくなることがあります。選択を先延ばしにすると、結局どちらも試せないまま時間だけが過ぎてしまいがちです。この記事では、2026年時点の情報をもとに両者の違いをできるだけフラットに整理していくので、ぜひ参考にしてみてください。
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BeehiivとSubstackってそもそも何?
どちらも「ニュースレタープラットフォーム」と呼ばれるサービスです。メールで読者に記事を届けるのが基本の使い方で、ブログのような感覚で記事を書けるエディターも備えています。
Substackは2017年にアメリカでサービスを開始し、有料購読型のニュースレター文化を広めた先駆け的な存在です。著名なジャーナリストや作家が移住してきたことで知名度が高まり、日本でも利用者が増えています。
Beehiivはやや後発で2021年にローンチされましたが、成長スピードが速く、特にマーケターやビジネス系クリエイターの間で人気があります。公式サイトによると、ニュースレターの成長に特化した機能(参照プログラム、セグメント配信、詳細な分析など)が充実しているのが特徴です。
どちらも英語圏発のサービスですが、日本語での運用は普通に可能です。ただし管理画面や公式サポートは英語が中心なので、そのあたりは覚悟しておくと安心かもしれません。
料金プランの違いをざっくり整理する
料金体系が大きく異なるのが、この2つを比べるときの最大のポイントのひとつです。
Substackの料金体系は、無料で始められて読者から有料購読を受け付けた時点で、その売上の10%をSubstackが手数料として受け取る仕組みです。月額固定費は基本的にかかりません。無料読者だけで運営する分には費用ゼロで続けられます。
Beehiivの料金体系は、公式サイトによると「Launch(無料)」「Scale(月39ドル〜)」「Max(月99ドル〜)」の3プランが用意されています(年払いで割引あり)。無料プランでも2,500人の読者まで使えますが、上位機能(A/Bテスト、詳細分析、自動化など)は有料プランが必要です。有料読者からの収益に対する手数料は、公式サイトによると取引手数料が発生しない設計になっています。
つまり、収益化を積極的に進めたい場合はBeehiivの固定費を払うほうがトータルで安くなるケースがあり、収益化をまだ考えていない・小規模で始めたい場合はSubstackのほうが気軽という傾向があります。
BeehiivとSubstack、機能と使い勝手を比較する
ここが一番気になる部分だと思うので、まず比較表でざっくり把握してから、それぞれの特徴を掘り下げていきます。
| 項目 | Beehiiv | Substack |
|---|---|---|
| 月額費用 | 無料〜99ドル(公式サイト記載) | 基本無料(収益の10%手数料) |
| 無料プランの読者上限 | 2,500人 | 制限なし |
| メール配信・エディター | あり(高機能) | あり(シンプル) |
| 有料購読・収益化 | あり(手数料なし) | あり(10%手数料) |
| 詳細分析・レポート | 有料プランで充実 | 基本的な統計のみ |
| 読者紹介プログラム | あり(有料プラン) | なし(外部ツール必要) |
| SNS的コミュニティ機能 | 限定的 | あり(Substack Notes等) |
| 学習難易度 | やや高め | 低め |
| おすすめの人 | 成長・マーケ重視のクリエイター | まず書くことを楽しみたい人 |
Beehiivの特徴と向いている人
Beehiivは「ニュースレターをビジネスとして育てる」ことを意識した機能が多いです。読者セグメントの細分化、A/Bテスト、紹介プログラム、詳細なエンゲージメント分析など、メールマーケティングツールに近い機能を持っています。公式サイトでも「成長のためのOSを提供する」という方向性を打ち出しています。
読者数を本気で伸ばしたい、広告やスポンサーを取り入れたい、収益化の手数料を抑えたいといった目的がある場合はBeehiivの方が合いやすいでしょう。ただし機能が多い分、慣れるまで少し時間がかかるという声も多いです。
こんな人に向いています:マーケティングや数値管理に慣れているクリエイター、ビジネス系ニュースレターを運営したい人、月額固定費を払ってでも機能を使い倒したい人。
Substackの特徴と向いている人
Substackは「書くことそのものに集中できる環境」という印象が強いです。エディターはシンプルで、セットアップもほぼ迷わずに完了できます。加えて「Substack Notes」と呼ばれるSNS的な投稿機能があり、Substack内のコミュニティで他のクリエイターや読者とやりとりできるのが独特な点です。
発見してもらう仕組み(リコメンド機能)もSubstack内でそれなりに機能しており、ゼロから読者を集める入口としては使いやすい環境があります。ただし大規模になってきたときの分析やセグメント管理は弱く、「もっと細かく見たい」という段階で物足りなさを感じるケースがあります。
こんな人に向いています:文章を書くのが好きで難しい設定をしたくない人、まずコミュニティを作ってみたい人、月額固定費をかけずに試してみたい人。
結局どっちを選ぶべきか?判断基準を整理する
「どちらが優れているか」ではなく、「自分の目的に合っているか」で選ぶのが一番しっくりきます。いくつか判断軸を整理してみます。
収益化の規模感で選ぶ:有料購読を積極的に展開する予定があり、読者数が増えてきたタイミングではBeehiivの手数料なしのモデルがメリットになりやすいです。逆に収益化をまだ考えていない段階ではSubstackの無料モデルのほうが気軽です。
分析・マーケティングへの関心で選ぶ:開封率やクリック率を細かく追って改善していきたい人、自動化やセグメント配信を使いたい人はBeehiivが向いています。「まずは読者に届けたい」という段階ではSubstackで十分なことが多いです。
SNS的なコミュニティを求めるかどうか:Substackにはプラットフォーム内でフォローし合う文化があり、Notes機能で他のクリエイターと交流できます。Beehiivにはそういった内部コミュニティの仕組みはあまりありません。
乗り換えの可能性を考えておく:どちらも読者リスト(メールアドレス)のエクスポートはできます。後から移行することも不可能ではないので、まず一方で始めてみて、物足りなくなったら考え直すというアプローチも現実的です。
Beehiivの始め方をざっくりと
Beehiivに興味が出た方向けに、スタートの流れを簡単にまとめておきます。
まず公式サイトでアカウントを作成します。メールアドレスとパスワードだけで登録でき、クレジットカードなしで無料プランを試せます。
次にパブリケーション(ニュースレターの名称・説明文・ロゴ)を設定します。この部分が読者に見える「看板」になるので、方向性を決めてから設定するとスムーズです。
あとはエディターで記事を書いて、テスト配信で表示確認をしてから本配信するだけです。最初は機能が多くて戸惑うかもしれませんが、「New Post → 書く → Send」の流れだけ覚えれば最初の一歩は踏み出せます。分析や自動化などの機能は慣れてきてから触っていけばOKです。
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よくある質問
BeehiivとSubstackは日本語のニュースレターにも使えますか?
どちらも日本語での記事作成・配信は問題なく行えます。管理画面や公式サポートは英語中心ですが、基本的な操作は画面を見ながら対応できる範囲です。日本語ユーザーによる解説記事も増えてきているので、困ったときは検索してみると情報が見つかりやすくなっています。
SubstackからBeehiivへの移行はできますか?
可能です。Substackは読者リスト(メールアドレス)をCSVでエクスポートできるので、そのデータをBeehiivにインポートする形で移行できます。ただし有料購読者の自動移行には別途対応が必要なケースがあるため、収益化している場合は事前に両サービスのヘルプを確認しておくのが安心です。
無料プランだけでどこまで使えますか?
Substackは無料プランでもほぼ全機能を制限なく使えます。Beehiivの無料プランは2,500人までの読者管理と基本的なメール配信が可能ですが、A/Bテストや詳細な分析、読者自動化などの機能は有料プランが必要です。小規模スタートなら両者ともに無料プランで十分なことが多いでしょう。
まとめ
- Substackは無料・シンプル・コミュニティ重視で、まず書くことを始めたい人に向いています
- Beehiivは分析・成長機能が充実しており、ビジネス的にニュースレターを育てたい人に向いています
- 収益化が進んできたタイミングでは、手数料体系の違いがコストに影響してくるので要確認です
どちらも無料で試せるので、まずは気になった方を触ってみるのが一番の近道かもしれません。
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